灰煙のコンクラーヴェ


■RL

 momo

■アクトトレーラー

極点に御座す小聖母の誓言

 

“わたしは原罪の一つを背負い、救聖母の御許に参ります”

“すべてのアヤカシたちに救済がもたらされるでしょう”

“次なる聖母の降臨まで”

“聖母代理となる教皇を選別するのです”

 

教皇候補となる枢機卿は9人

彼らは聖母に従うか、それとも──

 

トーキョーN◎VA THE AXLERATION

「灰煙のコンクラーヴェ」

 

かくて、運命の扉は開かれた


■アクトハンドアウト

各キャストには、下記の設定が追加、推奨される。

『①カリスマ』:真教教会、枢機卿。中立派

『②バサラ』:真教教会、剣十字修道会所属(*)

『③アヤカシ』:サロン・ドルファンの執行人

(*)『②バサラ』の所属:剣十字修道会の構成員には、普段は一般人として生活をしているものもいる(『NAN』89p)。

   本シナリオにおいては、『②バサラ』も真教教会の構成員(表面上は別の所属を持っている)とする。

▼①カリスマ用ハンドアウト

コネ:“小聖母”ミュー 推奨スート:【♠(理性)】

キミは真教教会の枢機卿として、信徒たちを導くカリスマだ。

“小聖母”ミューが救聖母の託宣をうけ「全てのアヤカシの罪を背負って殉教する」ことを誓言した。

更に「聖母代理となる教皇を選別するコンクラーヴェ(教皇選挙)を開催せよ」と命じる。

資格ある枢機卿は9人。聖母派、反聖母派の派閥が争う中、キミは中立派にあった。

 

【PS:聖母代理となる教皇を選出する】

▼②バサラ用ハンドアウト

コネ:ウィリアム・ピースメーカー 推奨スート:【♠(理性)】

キミは真教協会の秘密組織のひとつ、剣十字修道会に所属するバサラだ。

“小聖母”ミューの誓言によって、枢機卿団は新教皇を選別するコンクラーヴェ(教皇選挙)を開催することになった。

キミが仕えるウィリアム・ピースメーカーは枢機卿のひとりとして聖母派を率いている。

彼をサポートし、その行方を見守らねばならない。

 

【PS:ウィリアム・ピースメーカーをサポートする】

▼③アヤカシ用ハンドアウト

コネ:アルドラ・ドルファン 推奨スート:【♠(理性)】

キミは、サロン・ドルファンの執行人だ。

最近、同胞が討たれるという事件が頻発している。奸賊は、聖母殿所属の機甲聖人。

所属や思想を問わず、見境なく蛮行に及んでおり、多くのアヤカシが犠牲になった。

キミに命じられたのは、件の機甲聖人の調査と、その討伐だ。

 

【PS:アヤカシ狩りの機甲聖人を調査し、討伐する】


■レギュレーション

●キャスト間コネクション

 『①カリスマ』→『②バサラ』→『③アヤカシ』→『①カリスマ』順に取得する。

●経験点の使用

 100点

 本シナリオのみで使用できる100点の経験点を配布する。

●神業

 防御系2個以上。

 友好的なNPCを救うために1個以上の防御系。

 《神の御言葉》には想定がある。

●達成値

 敵ゲストの単独達成値は22。

 自・他者の援護でこれを超えることがある。

 なお、トループはこの制限に含めない。

●情報収集、一般技能

 〈社会:真教、社交界、アストラル、テクノロジー〉〈交渉〉

●使用ルールブック

 刊行されているものすべて。

 ゲストの戦闘データは『スキルディクショナリ(SKD)』『アウトフィットカタログ(OFC)』『ニューロエイジ・ナウ(NAN)』対応する。

●コンストラクション

 本シナリオはコンストラクション及び、フルスクラッチによるキャスト作成を推奨する。

●特記事項

 ・本シナリオはダブルハンドアウトである。

  各キャストのキー・ハンドアウトを開示して進行することが想定されている。

  すべてのハンドアウトにおいて、エトランゼ非推奨とする。

 ・本シナリオはすべて北極点ドゥームド・モスクで進行する。

  キャストの取得する都市社会をN◎VAからドゥームド・モスクへ変更してもよい。

  参加者は真教教会(『TNX』56p、『NAN』100p)、聖母殿(『TOS』21p)、剣十字修道会(『TOS』25p、『NAN』89p)、

  聖母殿退魔局(『BTD』28p)、聖母殿秘跡管理局(『BTD』28p)、

  聖母座守護局、聖母殿異端改宗局(『NAN』100p)などの項目について確認しておくことが望ましい。


■ゲスト

・“小聖母” ミュー(『TNX』56p、『BTD』31p、『NAN』175p)

 真教教会の現聖母。全てのアヤカシの罪を背負い、殉教すると誓言。

・ウィリアム・ピースメーカー(『TOS』25p)

 聖母ミューの剣、剣十字修道会長官。枢機卿。聖母派。

・アレクサンドル・プーティン(『TNX』56p)

 保守派と真っ向から対抗する枢機卿。聖母派。

・“断罪卿”ヨーゼフ・ローゼンベルグ(『TNX』56p)

 聖母殿、異端改宗局長官。枢機卿。反聖母派。

・ルディアス・エルダイン

 聖母殿、聖母座守護局局長。枢機卿。反聖母派。

・ソフィア・クリスティー(『BTD』21p)

 真教教会の秘密組織、聖母殿長官。枢機卿。中立派。