ありえすた
これは警鐘である。
無辜の新大陸を侵す侵略者たち。
ミトラスより撤退せよ。
さもなくば、二度天の火は楽園を焼くだろう。
これは狼煙である。
メガコーポ支配に対する反撃の暁。
ミトラスの民よ蜂起せよ。
さもなくば、三度天の火は庭園を焼くだろう。
これは最後通牒である。
この"自由の鴉"が天に鳴く。
それが第三次ミトラス開戦の嚆矢となるだろう。
トーキョーN◎VA the AXLERATION
『天葬のパトリオット』
かくて、運命の扉さえ謀られた。
『①クグツ』用ハンドアウト
コネ:千早 白鴉(ちはや・はくあ) 推奨スート:【♥(生命)】 キャスト間コネクション:『②ニューロ』 |
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かつてミトラス独立の母と称えられた"ヴァローナ"の名声は地に落ちた。 既にミトラスは安定期にあり、彼女の声明は拒絶を以て迎えられた。 だがキミは知っている。"ヴァローナ"とは工作員であり、キミの師だ。 数年前に姿を消した彼女が何故テロリストとして軍事コロニーを占拠し、 基地ひとつを焼いたのか。末端であるキミに作戦の全容は明かされない。 与えられた任務はただひとつ。テロリスト"ヴァローナ"の暗殺だ。 PS:【"ヴァローナ"を暗殺する】 |
『②ニューロ』用ハンドアウト
コネ:グレイ"ナイト"ジャー 推奨スート:【♣(感情)】 キャスト間コネクション:『①クグツ』 |
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これまでその存在が秘匿されていた軍事コロニーへの単独潜入任務。 軌道兵器の矛先がN◎VAに向けられれば壊滅的な事態も予想できる。 今回の作戦は一見無謀にも思えた。…だからこそ、キミは気付く。 「この作戦は成功する」。GOサインを出す幹部たちには勝算があるのだ。 おおよそ真っ当なミッションではないだろう。故に、グレイ。 コロニー内で接触してきたこの男は、この事件のキーになると思えた。 PS:【軍事コロニー"シームルグ"を無力化する】 |
クイックスタート
①クグツ:企業戦士(SKD、OFC適用)
http://www.fear.co.jp/novax/download/nx_sdic_rb_sam03.pdf
②ニューロ:ニューロキッズ(SKD、OFC適用)
http://www.fear.co.jp/novax/download/nx_sdic_rb_sam09.pdf
コンストラクション
①クグツ/千早白鴉から訓練を受けた後方処理課の工作員
②ニューロ/作戦のバックアップを担当する後方処理課の工作員
・使用経験点の想定:100点(0点でも500点でもOK、キャストに合わせます)
・敵ゲスト側最大達成値:23
使用可能なデータ
・ルールブック:PL自身が所持している範囲で使用可。
・スキルディクショナリ(SKD):PL全員が所持していれば適用
・アウトフィットカタログ(OFC):PL全員が所持していれば適用
・必要防御系神業の枚数:2枚
・神業の想定シーンがあるもの:なし
・推奨社会技能:<社会:企業><社会:テクノロジー>
▼「"ヴァローナ(鴉)"千早 白鴉(ちはや・はくあ)」
最高峰と謳われた工作員。女性、46歳。クグツ◎。
第二次ミトラス戦争では移民による独立軍に参戦しており
その功績から"独立の母"、"自由の鴉"とも呼ばれる。
その正体はミトラスから北米・中南米国軍を撤退させるために千早が送り込んだ工作員だ。
帰還後はPC1の訓練教官を担当しその技術のすべてを叩き込んでいる。
数年前に姿を消しているがその消息は不明。
今回"ヴァローナ"の名で再び姿を現し、ミトラスから企業撤退を条件として宣戦布告した。
▼「グレイ"ナイト"ジャー」
シームルグ内で接触してくる工作員。男性、29歳。カゲ◎。
作戦協力者と彼は言うが『ニューロ』は彼の存在について聞かされていない。
今回の事件に詳しいようだが捉えどころのない謎の男。
※なお彼についてはリサーチフェイズに登場する。(オープニングには登場しない)
▼「千早 雅之(ちはや・まさゆき)」
千早重工社長。44歳、男性。エグゼク◎。エキストラ。
冷静沈着で合理主義、あの軌道千早でさえ認める手腕を持ち和睦の決定打となった。
本作戦において地上千早の司令官。
▼「美門 春次(みかど・はるつぐ)」
美門家新当主。27歳、男性。エグゼク◎。エキストラ。
武闘派だが計算高く、地上との和睦を決定した。
本作戦において軌道千早の司令官。
■施設名
▼軍事コロニー「シームルグ」
軌道衛星上に浮かぶ軍事コロニー。
テロリスト"ヴァローナ"により運用される極秘施設。
地表への攻撃を可能とする軌道兵器を搭載する。
第一射は既に放たれ、ミトラス隣島のマクマード基地を焼いている。
被害規模的に、E△ENやGARDENの都市を消滅させられるだけの威力がある。
形状は直径6kmの涙滴型。
内部構造のデータは無く、コロニー内で手に入れる必要がある。
施設としての来歴は不明。
長距離砲撃による破壊は不可能ではないが、軌道兵器による報復を恐れ、
潜入による無力化を目的とした作戦が立案された。
▼マクマード基地
ミトラスに隣接する小島に施設された基地。
シームルグの軌道兵器により島ごと焼き払われた。
観測施設群を保有し、軌道観測レーダーを備えていたが、
終戦後はほぼ役割を終えており、無人施設となっていた。
■4行でわかるミトラス戦争
・第一次ミトラス戦争:新天地争奪による中南米諸国と北米連合の国家戦争
・第二次ミトラス戦争:植民地移民による独立軍(北米連合支援)と中南米諸国軍の内戦
・戦争結果:疲弊した両軍は「双方ミトラスから撤退」という講和を締結
・現状:日系企業による企業支配体制が定着
※戦争終結した時期について、公式設定が不明だが本アクトでは10~20年ぐらい前とする