Mr.Shine
「ここまでだ。ここまでだよ、ヒーロー。真実はここで消失する」
この街は悪意であふれてる。
この街は犯罪に満ちている。
この街には悪党が多すぎる。
二秒に一度起こる犯罪、希望というにはあまりに無力な正義。
「それでも世界は気にしないさ。誰も真実なんざ必要としちゃいない」
だから真実は消失する。幾多の無念と、幾多の涙を巻き添えにして。
因果は歪み、そして人々は真実を知らぬまま日々は流れていく。
だが、それでも消しきれぬ想いが、果たされなかった約束がある限り、真実への扉は開くだろう。
トーキョーN◎VA THE AXLERATION 『VOID CRASH』
VOIDに消えた運命の扉を見つけ出せ!
『①フェイト1』用ハンドアウト | |
コネ:依頼人 推奨スート:【♠(理性)】 キャスト間コネクション:『②カタナ』 |
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最近よく夢を見る。目が覚めると夢を見ていたことしか思い出せない、夢。 その夢を見ると決まって焦燥に駆られる。何か、大切なことを思い出せないもどかしさが胸を締め付けるのだ。 そしてあなたは今日も夢を見ている、目が覚めたらきっと覚えていない夢。 そんなあなたの意識を現実に引き戻したのは来客のチャイム。どうやら依頼人のようだ、あなたは意識を切り替え応対に出た。 PS:【真実を探し出す】 |
『②カタナ』用ハンドアウト
コネ:滋賀恭介 推奨スート:【♠(理性)】
キャスト間コネクション:『③フェイト2』 |
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滋賀恭介、ブラックハウンド上がりのフィクサー。彼とあなたは友人というほどウェットではないが、仕事関係で終わるほどドライでもない関係だ。
そんな彼に手入れを頼んだ武器を引き取るついでに飯をご馳走になった。 いい気分で自宅へと戻ってきたあなたを出迎えたのは、身に覚えのない罪状を突きつけてくるイヌ達。どうやら、厄介な事態に巻き込まれてしまったようだ。 PS:【冤罪を晴らす】 |
『③フェイト2』用ハンドアウト
コネ:鷹峰法政 推奨スート:【♠(理性)】
キャスト間コネクション:『④トーキー』 |
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鏡洋平、痴情のもつれから恋人と友人を殺害した殺人犯で一週間後には死刑を執行されることが決まっている。その死刑囚があなたの今回の依頼人だ。
面会室で自分の無実を訴える彼を見て、あなたは確信した。彼は無実だと。 この件の担当検事は鷹峰法政、知らぬ仲ではない。少し、彼に話を聞いてみるべきかもしれない。 PS:【鏡の無実を証明する】 |
『④トーキー』用ハンドアウト
コネ:結城あや 推奨スート:【♦(外界)】
キャスト間コネクション:『①フェイト1』 |
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世の中は平穏で、特に取材するような記事もない……そんなわけであなたは結城あやから過去におきた事件の特集を頼まれた。
あやが選んだ事件は半年前に起こった殺人事件。まぁ大した記事にはならないだろう、最初はあまり期待もしていなかった。 だが、この取材があなたを隠された真実へと誘うことになるとは知る由もなかった。 PS:【事件を報道する】 |
クイックスタート
①フェイト1:不屈の探偵(SKD対応版)
http://www.fear.co.jp/novax/download/nx_sdic_rb_sam01.pdf
②カタナ:現代の騎士(SKD対応版)
http://www.fear.co.jp/novax/download/nx_sdic_rb_sam05.pdf
③フェイト2:カウボーイ(RLオリジナル)
④トーキー:遊撃記者(SKD対応版)
http://www.fear.co.jp/novax/download/nx_sdic_rb_sam05.pdf
コンストラクション
①フェイト1:フェイト/探偵
②カタナ:カタナ(ハンドアウトの内容に沿えるのならば別のスタイルでもよい。)/滋賀恭介と知り合いである。
③フェイト2:フェイト/探偵。鷹峰法政(公式ゲスト)と知人である
④トーキー :トーキー/ジャーナリスト
・使用経験点の想定:0~40点
・敵ゲスト側最大達成値:23
使用可能なデータ
スキルディクショナリ(SKD)導入環境でアクトを進める。
2020年11月1日時点で刊行されている全てのサプリ(クロームメモリーズ含む)、及びSSS、ゲーマーズ・フィールド Extra Vol.29,33,36を使用可とする。
・必要防御系神業の枚数:キャストが敵の神業のみでリタイアするのを防ぐためには、使用想定神業以外に、キャスト全員で最低2個の防御系神業が必要だ。
・神業の想定シーンがあるもの:本シナリオでは、<真実>(『①フェイト1』、『③フェイト2』双方のもの)の使用を想定しているシーンがある。
・推奨社会技能:〈社会:ストリート、警察、企業〉の3種である。
・海老田明美(◎コモン(エキストラ))
「あまりお金は出せないのですが……お願いします。探偵さんだけが頼りなんです」
失踪した工場経営者、海老田信司の妻。気弱な性格で、夫の身を案じて『①フェイト1』に依頼する。
・滋賀恭介(◎レッガー)
「さ、仕事をしようぜ」
元BHのフィクサー。警察時代からの人脈を武器に武器の手配や手入れ職人などを紹介する、現代の何でも屋。
・鏡洋平(◎コモン(エキストラ))
「俺は、やってない……無実なんだ……」
恋人と友人の殺人で死刑を一週間前に控えた受刑者。逮捕される前は気弱だが真面目な人物だったと関係者は語っている。
・鷹峰法政(◎イヌ)
「疑う余地はない。死刑を求刑する」
ニューロエイジの弁護士たちが最も恐れるとされる鬼検事。融通が効かない堅物ではあるが、法律家としての矜持も持ち合わせている。
※このゲストは原作SSSの掲載ゲストである。当時は年齢50代であり、厳密に現代の時間軸に落とし込むと70代となってしまうが、このアクトでは、彼はSSS記載そのまま、つまり50代として扱う(それ以外の公式ゲストは原則現代と同じ設定として扱う)
本アクトにおいて、『①フェイト1』は事件の渦中に巻き込まれる枠で、『③フェイト2』がそれをサポートする立場となる。
ある意味で、『③フェイト2』の方がオーソドックスなフェイト枠であると言える。そのため、ベテランの探偵という設定ならば『③フェイト2』での参加が望ましいだろう。