Match & Pump


■RL

SIV

■アクトトレーラー

真実というのは、ろくでもない。

強く人を傷つけるし、知りたくて知りたくて堪らなくさせるくせに、

知ったからと言って、どうなるものでもない。

そしていつも、今ひとつだ。

 

だから、つくろう。

美しい真実を。

楽しい真実を。

素晴らしい真実を。

だってほら、世界はこんなにも、欺瞞に満ちている。

 

トーキョーN◎VA the Axleration 「Match & Pump」

運命の扉にだって、その真実は隠せない。


■アクトハンドアウト

※全枠、悪人、外道、クズしかいません。

 

『①トーキー』用ハンドアウト

コネ:北条尊 推奨スート:【♦(外界)】

キャスト間コネクション:『②イヌ』

旧知のトーキー「北条尊」が、ネタを持ってきた。

「真実を作らないか」と嘯く彼は、いつものように柔らかい笑みを浮かべていた。

何の事はない、やることはマッチポンプ。ヤツが火種を作り、君が炎上させる。

だが、"面白ければそれでいい"。トーキーってのは、そういうもんだろ?

PS:【面白い記事を書く】

『②イヌ』用ハンドアウト

コネ:北条尊 推奨スート:【♦(外界)】

キャスト間コネクション:『③レッガー』

 君は悪徳警官だ。収賄もみ消しチョロまかし、そのあたりは手広くやってる。

クソみたいな真実じゃ誰の腹も膨れないのだ。

だから、「北条尊」というトーキー(R:クズ)が持ってきた

「火消しをして、手柄にしないか」という提案は、それなり以上に魅力的だった。

PS:【手柄を立てる】

『③レッガー』用ハンドアウト

  コネ:北条尊 推奨スート:【♦(外界)】

キャスト間コネクション:『①トーキー』

 君はレッガー、つまりはひとでなしだ。

人は食い物にしてナンボ。痛い辛いは商売道具だ。

話は簡単、人にヘタを打たせて手を貸してやればいい。

「北条尊」はうさんくさいヤツだが、持ってくるネタは確かだ。

この寒いご時世、なんでもやってシノがにゃならない。

PS:【甘い汁を吸う】


■キャスト作成

クイックスタート

①トーキー:遊撃記者(『TNX』p.89)

②イヌ:正義の猟犬(『TNX』p.85)

③レッガー:任侠剣士(『TNX』p.97)

 

コンストラクション

①トーキー/フリーランスのトーキー。面白ければ、あるいは数字が取れればなんでもいい。

②イヌ/悪徳警官。

③レッガー/所属不問、極道でも外道でも。


■レギュレーション

・使用経験点の想定:0点~上限なし

 他プレイヤーのリソースハックのみご注意ください。

・敵ゲスト側最大達成値:戦闘における敵の単体での最大達成値は22。

 ただしミドルシーンで高い達成値を要求される可能性があるため、

 社会技能、交渉、圧力、信用などが有用である。

 

使用可能なデータ

「ゲーマーズ・フィールド」誌以外のすべてのサプリメント。

『スキルディクショナリ』可。一人でも『スキルディクショナリ』を所持していない場合非適用。

ただしイブキの「ハザードリリーフ」のみ『スキルディクショナリ』準拠とする。

・必要防御系神業の枚数:1枚

・神業の想定シーンがあるもの:適宜

 基本的に神業はすべてキャストの自由に使ってもらって構わないが、

 全員使わないと酷い目に遭う場面がある。

・推奨社会技能:<社会:なんでも><交渉><信用><圧力>


■主な登場人物

・結城あやその他。


■その他

本シナリオの目的は「PLに普段できない悪人をやる快感を知ってもらう」ことである。

その為、ハッピーエンドは起こらないし、

エンディングの想定は「自分の悪事がうまく隠され、以後も悪徳を続けていくこと」になっている。

本編中にも繰り返されるが、このシナリオのどこにも正義は存在しない。