鶏肉

追う者と追われる者

狩る者と狩られる者

トーキョーN◎VAにはよくある光景だ。

追われる者が逃げ込んだのはアサクサの銭湯<桃源郷>の、サウナ。

そこは一糸纏わぬ男たちが熱に喘ぐ聖域。

果たして、どの男が標的[ターゲット]か―――

追う者もまた湯気のさなかに飛び込んでいく。

逃げ出せない、逃がせない極限状況

汗と吐息と筋肉の聖域が密室へと変わる。

トーキョーN◎VA The AXLERATION

HOT LIMIT

かくてサウナの扉が閉められた。

各キャストには、以下の設定が推奨・追加される。

『①スタイル自由』：キーハンドアウトで指定の組織に所属

『②スタイル自由』：フリーランス

『①スタイル自由』用ハンドアウト

『②スタイル自由』用ハンドアウト

クイックスタート：基本的にはクイックスタートを使わないほうがよい。

　どうしても使う場合は、以下を推奨する。

　①ニューロキッズ（『TNX』pp.98-99）

　②現代の騎士（『TNX』pp.90-91）

コンストラクション：推奨

　①スタイル自由、ただしキーハンドアウトで特定の組織に所属してもらいます。

　　組織に所属しつつ、今回のように追われる立場になるキャストをやりたい方向けです。

　②スタイル自由、ただしフリーランス（特定の組織に所属しないこと）を指定します。

　　ワークスなどでフリーランスを取得する必要はありません。追う立場として、比較的自由に構築できます。

・使用経験点の想定：0点（上限は特にありません）

・ゲストの単独の最高達成値：22

使用データ

　所持必須：『TNX』（基本）

　使用データ：全て『SKD』・『OFC』・『NAN』に準じる。ただし、未所持の場合はその他のサプリを使用可能。

　本アクトには、マイナスナンバーが登場するため、

　もし気になるのであればマイナスナンバーが追加される『TOS』を所持しておくことを推奨する。

・必要防御系神業の枚数：1枚

・神業の想定シーンがあるもの：無し

・推奨社会技能：〈社会：ストリート、アストラル〉〈芸術：サ道〉

・N◎VAのNPCをある程度知っている方がいいかもしれません。

・〈芸術：サ道〉はあらゆる情報収集判定に用いることができる。

・サウナは聖域なのでSRも聖域（※）である。

　そのため、持ち込めるアウトフィットにある程度の制限（※）がかかる。（クライマックスでは装備してもしなくても構いません）

・リサーチシーンでは、イベントシーン以外はランダムイベント表を引き、そのイベントを解決する。

　様々な技能に活躍の場があるが、〈芸術：サ道〉はすべての判定に使用できる。

・本アクトにはキーハンドアウトが設定されている。

・男性キャストを想定しているが、N◎VAは東京でも日本でもない（※）ので、

　プレイヤーが希望するなら混浴ということにして、女性キャストを持ち込んだり、女性のNPCを登場させてもよい（※）。

・≪脱出≫等の神業で強制的にサウナから出るとアクトが終わります。使わないでいただくとありがたいです。

※初心者向けかもしれない情報

■SRも聖域

　トーキョーN◎VAには登場するシーンによって、登場難易度が設定される。

　聖域とは最も登場しづらいエリアであり、危険度が設定されているアウトフィットが一切持ち込めない。

■アウトフィットにある程度の制限

　サウナに持ち込んでも問題なさそうなものならなんでも持ち込んでください。

　携帯許可つけてるので拳銃持ち込みます？ええ、いいでしょう……

■N◎VAは東京でも日本でもない

　トーキョーですからね。日本は鎖国してるしN◎VAはその出島なので日本じゃないんです。いいね？

■女性のNPCを登場させてもよい

　僕はプレイヤーの良識を信じています。ならショタを脱がしてもいいのか？良識を信じています。