かたりつなしのよるのゆめ・異聞


■RL

 風呂

■アクトトレーラー

ひとつ、光も射さぬ晩。

ふたつ、ふらりと集いては。

みっつ、身の毛も弥立つよな。

よっつ、妖異な声響く。

いつつ、いつまで続くやら。

むっつ、無心で語りごと。

ななつ、なくなく話すうち。

やっつ、闇夜が忍び寄り。

ここのつ、この世とあの世を繋ぎ。

とうに扉は開かれた。

 

トーキョーN◎VA THE AXLERATION『かたりつなしのよるのゆめ・異聞』

 

かくて、夜の帳は下ろされる。


■アクトハンドアウト

このアクトでは共通ハンドアウトの他、キーハンドアウト相当の『怖い話ハンドアウト』を選択して頂きます。

つまり、あなたにも百物語の語り手となってもらうということです。

ただし、『怖い話ハンドアウト』についてはプレアクトにて提示します。

<共通ハンドアウト>

推奨スタイル:任意

コネ:キヌエ 推奨スート:任意

君は『キヌエ』という知人から、百物語へ参加しないかと誘われた。

とは言え、10人程度で行う簡易的なものだと言う。

日時を聞き、当日集まってみると……その場には、どことなく重苦しい空気が漂っていた。

本格的に、なにかが起きるのかもしれない――そんな予感がした。

PS:【百物語ならぬ十物語をする】


■キャスト作成

クイックスタート

 本シナリオは推奨スタイルは存在しない。

 クイックスタートを選択する場合、必要防御神業枚数にのみ留意し、任意のサンプルキャラクターを使用してよい。

 

コンストラクション

 『キヌエ』の知人である、という設定さえクリアすればよい。

 なお、『キヌエ』とどのような知人であるかという関係性については、各PL各々が任意に設定してよい。

 つまり、PLからRL側へ大喜利をしてもよい箇所である。無茶振り歓迎。


■レギュレーション

・使用経験点の想定:0~点。戦闘は初期作成で対応可能な程度。

・敵ゲスト側最大達成値:単独21点

 

使用可能なデータ

 ゲストデータはSKD、OFC、NANを適用する。

 PLに関しては、各PLごとにSKD・OFC・NAN適用か不適用かでデータを統一すること。

 また、FS判定が発生する場合があるが、詳細ルールが掲載されているCTLの所持については不問とする。

 未所持のPLがいる場合、卓内にて改めて説明を行う。

 

・必要防御系神業の枚数:2枚(PLが3人の場合3枚)

・神業の想定シーンがあるもの:なし

・推奨社会技能:<社会:アストラル><社会:ストリート>など


■その他

本シナリオでは、PLの方々にも怖い話をしてもらうこととなる予定です。

RL側で『怖い話ハンドアウト』という形で配布をする予定ではありますが、

「自分の怖い話を語りたい!」というPLは、この『怖い話ハンドアウト』を受け取らず、自身で怖い話を語っても構いません。